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帰ってから、泣きたくなってもいいようにと思ったのだ。

読書 日記

サヨナラから はじまることが ・・・

 

無意識に口ずさんでから『サヨナラCOLOR』だと気付くのに数秒かかった。そっか、卒業シーズンだもんな・・・と思った。聴こうと思ったら私のiPodには入っていなかった。今度TSUTAYAで借りてこよう・・・と、ハナレグミの公式サイトを眺めていたら、『帰ってから、歌いたくなってもいいようにと思ったのだ。』というアルバム名が目に入った。

なんだか急に高山なおみさんの『帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。』を読みたくなって、通勤の電車で文庫本を開いた。

プロローグでウォン・カーウァイ監督の『天使の涙』でのシーンについて述べている。『天使の涙』はつい先週観た映画だ。

生きていると往々にしてこのようなことが起きる。

 

やきそばを食べるあのシーンは初めて観る気がしなかった。あのときすでに高山なおみさんのことを思い出していたのだろうか。

 

*****

 

高校時代の部活の飲み会がありました。

ついに結婚の話が出てしまった。そうか、もうそんな歳なんだ。

私も含め、社会人4年目に突入する子が多くて、みんなそこそこ悩んでいた。

 

 

「3年後の契約のためにいま動く、そんなこと言われたところで、私3年後もこの会社で働いているのかなぁ?」

 

「私が会社を辞めたところで社内がバタバタするのは1週間、その後は何もなかったように動き出す」

 

ソラニン』の芽衣子のように「仕事やめちゃおっかなぁ・・・」で辞められるだけの潔さが欲しかった。そうじゃなければ、宮崎あおいちゃんの可愛さが欲しかった。

そうすれば、もう少し私は生きやすかったんじゃないかって。 

 

 

 

帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)

帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)