太宰治を読んだか?

 

現代の好きな作家としてぱっと頭に浮かぶのは伊坂幸太郎森見登美彦川上未映子
伊坂幸太郎は『グッド・バイ』のオマージュで『バイバイ、ブラックバード』を書いているし、森見登美彦は舞台を現代(?)京都に移した『新釈 走れメロス』を書いているし、未映子太宰治が好きだと公言していて映画『パンドラの匣』にも出演している。こう重なってくると、これは太宰治を読めということなのかと。

太宰を読むか否か、と考え始めると太宰ばかり目につくもので、ピースの又吉が太宰の話をしていたり、借りてきたDVDに生田斗真の『人間失格』の予告が入っていたり、登場人物が劇中に『ヴィヨンの妻』を読んでいたりするのだ。

私がいままでに読んだ太宰治は、小中学生の頃の『走れメロス』と『人間失格』ぐらいなもので、なかなか次の作品に手が出せない。

だからまずは、未映子が一番好きだと言っていた『待つ』を読むことにした。正直、この短さに救われた。とっかかりやすい。なんだかとても未映子っぽいな、と思った。逆だよね、未映子が太宰っぽいんだよね。でもこの『待つ』という短編はまるで女性が書いたみたいだな、と思うのです。

 


関係ないけど山本・横山・山田が歌う『太宰治を読んだか?』も好きです。

太宰治を読まなきゃだめだよ、とか言う奴とは絶対仲良くしたくないけれども。

 

お教えせずとも、あなたは、いつか私を見掛ける。
『待つ』太宰治

 

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