拝啓、姉上様

私には3つ歳上の姉がいる。

この年齢差は一般的に多い気がするのだけど、私の出身中学では兄・姉同士、弟・妹同士が同級生という組み合わせがざっと10組以上いた。先生たちは卒業生を送り出して新入生を迎えると、最近までみていた生徒たちの弟・妹がたくさんいるわけで「〇〇の弟」「〇〇の妹」という呼ばれ方をずいぶんされた。

なかでもうちの姉はインパクトが強すぎたのか、私は姉の元担任に3年間姉の名前で呼ばれ続けていたし、私もそれで返事をしていた。あえて訂正しない。それに慣れる同級生。謎。

 

うちの姉妹は顔も性格も全然似ていないので、クラス担任を持っていない家庭科の先生なんかは姉妹だと気付かなかったらしく、ある日廊下で呼び止められて

 

「この前話題にあがったんだけど、あなた〇〇さんの妹なんだって!?」

「はい、そうですけど、どんな話題ですか」

「似てないねー!」

「先生、どんな話題なんですか」

「いやー似てない!」

「先生!!どんな話題なんですか!!!!」

 

という会話をしたのを覚えている。

 

ある日、数学の授業中にみんなが問題を解いているなか、暇を持て余した先生がうちの姉の

 

「職員室で爆笑したらブレザーのボタンが弾けとんだ」

 

というエピソードを話し始めたことがあった。

 

 

 

ちなみに他のクラスでも 披露していた。

 

 

 

 

 

 

さて。 

「ディア・シスター」の評判がすこぶる良いみたいですが。

自由奔放で天真爛漫な妹と、真面目で不器用な姉、という設定のようだけど、私の所感を言いますと、これね、逆の方が多い。

上が自由奔放で親が怒ったり泣いたりしてるの見てるから下はそれを学習しておとなしくなるし、そういった意味では器用なのかもしれないけど、長男・長女はしっかりもの!みたいなのは幻想だと思っている。

 

 

2年前の冬はよく職場まで姉が車で迎えに来てくれた。

メソメソしていると深夜までやってるスタバに寄ってくれた。

 

私が2人分の代金を払った。

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