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不完全な女

 

愛すべき娘たち (Jets comics)

愛すべき娘たち (Jets comics)

 

 

よしながふみの『愛すべき娘たち』は2014年に読んだ漫画のなかで一番ずしっときたものかもしれない。とりあえずAmazonのレビューがマジですごい。Amazonのレビューっていうのは 「Amazonのレビューを書きたい人」が書いているわけだから結局似た感じになるよな、参考にならないよな・・・と思ってほとんど信用していないんだけど、これだけの高評価なら買って絶対に損はないと思って購入。もちろん損はなかった。

よしながふみの『西洋骨董洋菓子店』はうちにあるし『きのう何食べた?』 も発売日に買うぐらい好きだけど、他はあまり読んだことないな…『大奥』は読もう読もうと思っているのだけれどなかなか。

よしながふみの漫画って、台詞がほんっっっとうに多いんだよね。めちゃめちゃ多い。しゃべりすぎ。台詞が少ない漫画の方が好きだから説明過多なかんじがあまり好きじゃないんだけど、『愛すべき娘たち』はそこまで「説明過多」感が強くなくてよかった。 

 

母と娘の葛藤というのはどこの家庭でもあると聞く。母と息子、父と娘、父と息子とは違う。何が違うんだろう。同性だから?

私はもう母親に対してコンプレックスというかなんとも説明できない感情を抱いていて、どのように決着をつければよいかのかとここ数年ずっと考えている。

姉はどうなんだろう。

母に対して「どうして」って気持ちはないのか。私は姉のことをズルいと思っていた。どうしてこんなにも扱いが違うんだよと思ったりしたことも多かったけど、これはただの隣の芝生はなんとやらなのか。姉も姉なりに、母に対するいろんなことにいまさらながら悩んだりするのだろうか・・・

(いや、ないだろうな、あの女は・・・)

 

 

 

最近は村山由佳が『放蕩記』を書いて話題になったけど、これはなんとなく読む気がしないんだよなぁ。私は母が嫌いなわけでも好きになれないわけでもなくて、私はただ、あの人にだけは嫌われたくなかっただけだよ。

 

 

親だって人間だもの 機嫌の悪いときくらいあるわよ!

あんたの周囲が全て あんたに対して

フェアでいてくれると思ったら 大間違いです!!

 

『愛すべき娘たち』 よしながふみ

 

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